サウナ

【初心者でも安心】サウナの正しい入り方&心掛けたい基本マナー【女性にもオススメ】

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あなたは最近、芸能人やYouTuberの方が「実は私、サウナ好きなんです!」と言っているのを1度は聞いたことはありませんか?

でもサウナって「あー、よくおじさんが汗流しながら入ってるよねー」とか

「入っても熱いだけなんでしょ?」というイメージだし

「何となく入りにくそうだし、なんか苦手そうかも‥。」と思っていませんか?

しかもそれに加えて

  • 「どうやって入ればいいか分からないし‥、何分入ればいいのかも分からない…」
  • どこかで聞いた事のある「”ととのう”って何!?」

なんて不安や疑問を抱いている方も多いと思います。

そんなサウナ初心者さん・未経験者さん、全く心配しなくて大丈夫です!

この記事を読むと、サウナの正しい入り方や心掛けたいマナーととのうとは?について

分かります。さらに今日から実践も可能な内容となっています。

またサウナには美容の効果もあるので

男性だけでなくもちろん女性の方にもサウナはオススメです!

これより全部で3ステップに分けてご紹介していきます!

まずはサウナの正しい入り方からどうぞ!

【結論】 サウナ → 水風呂 → 休憩
 (これを3~4セット) 【サウナの正しい入り方】

最初に結論です!

サウナ → 水風呂 → 休憩(外気浴)を3~4セット行いましょう

これが正しい入り方です。

間に違うことを挟んではいけません
(休憩の後ならお湯に入るなどしても大丈夫です)

正しい入り方が分かったところで各工程でのポイントについて確認していきましょう。

(サウナの前に水分補給+頭と体を洗いましょう)

サウナではたくさん汗をかくので必ず先に水分補給をしましょう。

脱水症状を防ぐ効果があります。

また、頭と体を洗い綺麗な状態にしてからサウナに向かいましょう。

他の利用者へのエチケットと、汚れを落とす事で汗をかく量が増えて効果が上がります!

(体を洗い綺麗にする事はサウナ用語で身を清めるといいます。
大事なマナーです)

サウナ

準備が終わりいざサウナへ向かいますが

サウナ室に入る前に忘れてはいけないポイントがあります!

入室前に必ず体の水分をタオルでふき取りましょう!
(体が濡れていると汗をかきにくくなります)

サウナ室前にサウナマットが用意されている場合は必ず座る前にお尻の下に敷きましょう。

ここで座る場所ですが

画像の通り一番下が一番温度が低いです。無理なく入れるところに座りましょう。

初めは1番下がオススメです。

座り方は

あぐら“か”体育座り“がオススメです

(できるだけ頭と足先の距離が近い方がより効果的です)

理由としましては、サウナ室内は上に行けば行くほど温度が高いので普通に座ると
頭と足先で温度に差ができてしまい、頭は熱いけど足先はそこまで温まっていない、ということになります。

入る時間はあなたが気持ちいいと思える時間で大丈夫です!
(目安が欲しい方は大体8~12分でOKです。それ以上はかえって逆効果です。)

※絶対に無理をしてはいけません!

タオルは頭(髪・頭皮)へのダメージを抑えるために巻くか、前を隠すといいでしょう。

施設によりタオルの扱い方が決められてる場合がありますので確認してみてください。

サウナ室から出る時はサウナマットに汗が溜まっていると思うので

なるべくこぼさないように持ち、退室してから水で流しましょう。

水風呂

サウナから出たら次は水風呂ですが

その前に

かけ湯や、ぬるめのシャワーで汗を流しましょう

(絶対に汗をかいたまま水風呂に入ってはいけません!これも大事なマナーの1つです)

汗を流したら水風呂に入りますが

中には「水風呂って苦手なんだよなぁ・・。」という方がいると思います。

オススメの入り方は

・息を大きく吸い、吐きながら入る

・もしくは「気持ちいいー」と言いながら入る

・入ってる時にどうしても冷たいのが苦手な場合は
 手などの末端を水風呂の外に出すと冷たさが和らぎます

水風呂も入る時間は1分~100秒位が目安とされていますが

体感だと息を吐く時に気道がすーっとし始めたら出る位がいいと思います。

たまに何分も入っている方がいますが

入りすぎると体が動かなくなり出ようとしても出られなくなってしまうので大変危険です!

水風呂に入りじっとしていると段々冷たさを感じなくなってきます。

これをサウナ―の人は

「羽衣(はごろも)」と呼んでいます。

この現象はサウナで体が十分に温められた後に水風呂に入ると

体の表面に薄い膜みたいなものが出来ることにより起きる現象です。

羽衣をまとった状態を気持ちいいという人もいます。

他に入っている方がいて羽衣をまとっていそうな場合は静かに水風呂から出てあげてください。

水流が当たると羽衣が無くなってしまいます泣

また、施設により様々だとは思いますが

タオルを水風呂に入れたり潜水がNGのところがありますので

各施設のルールを守ってくださいね!

水風呂から出たら体の水分をタオルでふき取りましょう。最後に休憩です。

休憩(外気浴)

いよいよ最後は休憩(外気浴)です。

あなたは画像のようなイスを露天スペースで見たことはありませんか?

これは通称“ととのえイス”と呼ばれているイスです。

休憩は、このととのえイスに座るかベンチもしくは横になれるスペースがあればそちらでも大丈夫です。

「ああ!このイスはサウナ→水風呂の次に休憩するためのイスだったのか!!」と謎が解けた方
1人くらいはいませんか‥?

(私も最初気付いた時は”ああ!そうだったのか!!”ってなりました笑)

休憩の仕方の一番のおすすめは

横になれるのでしたら仰向けで寝てください!
(人数が多い場合は控えましょう)

休憩時間は目安で10分前後です。

時間に余裕がある時は長めに休んでもいいですが ここでポイント!

足先が冷えてきたら室内に入りましょう
(冬場ですと体が固まってしまい動けなくなるので注意しましょう)

これで1セットが終了しますがポイントがあります!

セットとセットの間には必ず水分補給をする

・セットの途中で別のことはしない 

 (サウナ→水風呂→休憩のみ)

1セットが終わり、水分補給をした後でしたらお湯に入ったりするのはOKです!

これを3~4セット行うとより効果が体感できると思います。

セット数が増える毎にキツくなるんじゃない?と思う方もいるかと思いますが

実はそんなことはないんです。

体内温度がセット数が増える毎にわずかに上昇し逆に気持ち良くなっていきます。

以上がサウナの正しい入り方です!

心掛けたいマナーについてまとめ

1.のサウナの正しい入り方でも一部ご説明しましたが

改めて各工程での心掛けたいマナーについてまとめます。

サウナ

サウナに入る前は必ず頭と体を洗いましょう!
他の利用者へのエチケットです。

水風呂

サウナから出たらかけ湯や、ぬるめのシャワーで汗を流しましょう!
絶対に汗をかいたまま水風呂に入ってはいけません!

休憩(外気浴)

休憩している人が少ない場合はベンチ等で仰向けに寝て休んでもいいですが
混んでいる場合は控えましょう。

以上の3点となります。

続きましてどこかで1度は聞いた事があるような?”ととのう”について解説します!

ととのうとは!?

結論!ととのうとは

休憩時に極限までリラックスしている状態のこと

詳しく解説します。

あなたは交感神経副交感神経という言葉を知っていますか?

交感神経とは緊張している時や怒っている時などに働く神経で

心臓の鼓動が早くなり血流が活発になると交感神経が優位になります。

これをサウナに当てはめると

極限な温度であるサウナでは座っているだけで汗をかき、心拍数が上がるので
交感神経が優位になります。

次に水風呂に入りますが

また逆に極端に寒い(冷たい)所に来たぞ!と交感神経が優位の状態が継続されます。

最後に休憩をすることでここでようやく

体の緊張が無くなり交感神経優位だったのが副交感神経優位に変化します。

そうすると体の中では「あぁ~ようやくいつもの平穏な環境に帰ってきたんだなぁ~」と

安心し、極限までリラックスした状態になります。

このリラックスした状態のことを”ととのう”と言います!

イメージ的には椅子に座っているのに体が浮いている気がしたり

体の輪郭がふわ~っと曖昧になるようなイメージです。

これを「天国にいるみたいだ~」と言っている方もいるほど気持ちいいのです。

しかしこれを目当てにサウナに来ると、ととのえない時にサウナが嫌いになってしまうかもしれないので

目的にはしないようにしてください。

最後に

いかがでしたでしょうか?

この記事ではまずサウナの正しい入り方をご説明し

それに付随する心掛けたいマナーと最後にととのうについてご紹介してきました。

1人の方でも多くサウナに興味を持っていただけて実際に近所のサウナに足を運んでくれたら

最高に嬉しいです!

最後まで読んでいただきまして本当にありがとうございました!

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れすたー
サウナ・スパプロフェッショナルのれすたーです。 サウナをよく知らない方に向けて、サウナの魅力を発信しています。 モットーは"できるだけ分かりやすく解説"です!